試作レポート1


The Cart用リモコン試作。
まず今回の構成員たち。
musicobo HID
リモコン基板。ちょっとアレな設計ですが何にでも使いまわせるよう考えてあります。基板はRS232Cにも対応。USBベンダーID取得済み。The Cartなどのリモコンにも使用します。
VICS社USB Audioキット
2980円。あえて素組み。コンデンサを替えたからどうとかいうのはその道の人に任せます。 ラーメン店でも出されたままを食うタイプです。
当然アンバラの-10レベル。これを何とかするのが今回のキモ。
アンバラ→バランス変換&ゲインアップ回路
ステレオ。5532を2つ。MAXで+20dbu出力。これさえあればポケットラジオもプロオーディオ機になる魔法の基板。一応新規設計。一応この手の物も作れることをさりげなくアピール。
電源昇圧DCコンバータ
秋月のキット。USB電源から23.5Vほどまで取り出せます。
バランス変換基板に電源を供給。 「世の中には2種類のことがある。5Vでできることとできないことだ。」
贅沢を言えば負電源を用意したり+20dbmにもしたかったのですが消費電流も心配なので片電源で勘弁してください。
USBハブの中身
リモコン基板とUSB Audioをまとめます。
市販品をバラして使うというのは開発者として負けを認めるみたいでアレなのですが。割と簡素なのでICが入手できれば自前設計できそうな気も。

それではレッツコンバイン。
(過程は割愛)

タカチTS11のサイズです。パーツ取り付け位置がズレて見えるのは絶対に光の加減です。中身は割りとぎっしりなので、小型化には基板設計が必須か。
再生9、再生停止、ページ±、ページ番号表示。再生ボタンは光ります。
邪魔になるけどあえてスライダー型ボリウム。アナログボリウムなのでPC側と連動はしません。
オーディオ出力内蔵ポン出しリモコンといいますか。XLR座がプロ機っぽいぞ。
つまりInstant ○eplay的なもの。コレとノートPCだけでOKというコンセプト。バッテリー駆動可能。本番中にバッテリーが切れても知りませんが。
ドライバは全てOS標準のもので動作するのでインストール不要。